フリーランス

フリーランス3年目|振り返りと目標と、今わたしが思うこと

かたすみ
かたすみ
はじめましての方、こんにちは。
かたすみ @__katasumi です。

2020年2月に開業届を提出して以来、個人事業主としてお仕事をしています。

クライアントさまとお仕事仲間のみんなのおかげで、この度フリーランス3年目を迎えました。

目の前のお仕事に取り組んでいるうちに、あっという間にすぎた2年間。
今ここで振り返らなければもう振り返ることもないだろうと思い、自分の足跡を残すべくブログを更新することにしました。

今回の記事では、フリーランスとして過ごした2年間の振り返りと、3年目からの目標について書いていきます。

この記事に書いてあること
  • フリーランス1年目・2年目の状況
  • フリーランス1年目と2年目のちがい
  • フリーランス3年目の目標
  • フリーランスが生き残るためにすべきこと

これまでのわたし・自己紹介

大学で国際文化系の学部を卒業し、新卒Webデザイナーとして地方の制作会社に就職しました。

最初はずっとバナー作成をしていましたが、すぐに新規のWebサイト制作のプロジェクトに参画し、全体のデザインをさせていただくようになりました。*
(※人手不足のために)

しかし、実力不足から来るプレッシャーで体調を崩し、10ヶ月で辞めることに。

その後はプロフィールページにも記載しているように、パソコンの先生や商業施設での広報や企画、フォトスタジオでカメラマンのアシスタントのお仕事を経験

ここまでが、フリーランスになる前のお仕事の話です。

かたすみのプロフィール
ブログとわたしと。フリーランスにとって「心のかたすみ」に置いておいていただきたい情報を発信するメディア「katasumi web」。Webのこと、プログラミングのこと、本のこと、英語・ドイツ語のことなどをマイペースに更新していきます。このページはブログに込めた想いと運営者のプロフィールを書いています。...

開業のきっかけ

学生時代から外国に興味があり、いつか海外で暮らしたいと思っていました。

大好きなサッカー選手がドイツ出身だったことをきっかけにドイツに興味を持ち、ワーキングホリデーでドイツ暮らしを目指していました。
ドイツ語のレベルは独学1年でドイツ語検定3級に合格するほど

この頃から、ドイツでの現地就職がむずかしかった場合の準備として、オンラインアシスタントやWebライターの仕事をはじめました
(Webライターとしては、コラムや音楽、サッカー関連の記事を執筆)

そしていざドイツへ行こうと思ったとき、コロナウィルスのパンデミック

いつ海外に行けるのかわからない状況と、すでにクライアントさまとの関係ができつつあったため、思い切って開業届を提出しフリーランスになりました。
これがわたしの開業のきっかけです。

もともと個人事業主になりたかったわけでも、成し遂げたい目標があったわけでもありません

1年目の振り返り:どんな仕事を、どんな想いでしていたのか

開業届を提出した当時のわたしの状況はこちらです。

フリーランス1年目の業務委託先
  • オンラインアシスタントサービス会社さま
    (オンラインアシスタントとして)
  • 外資系コンテンツ制作会社さま
    (Webライターとして)

オンラインアシスタントとして

オンラインアシスタントとしては、主に以下の業務をしていました。

  • Webサイト関連
    • リニューアルにともなうHTMLタグ修正
    • CMSへの記事入稿
  • コンテンツ制作関連
    • コンテンツ企画作成
    • ライティング
    • 文字校正
  • リサーチ業務
  • ディレクターのサポート

わたしは上記の業務をしていましたが、オンラインアシスタントの業務は多岐に渡ります。
業務内容は以下の記事で詳しくお伝えしています。

あなたの知識・経験を活かせる仕事がきっとある!オンラインアシスタントの仕事内容をご紹介
あなたの知識・経験を活かせるオンラインアシスタントの仕事内容とは?この記事では、オンラインアシスタントの仕事内容をご紹介します。「オンラインでできる業務がすべて仕事範囲」なので、きっとあなたの知識・経験を活かせるはずです。具体的にどのような仕事があるのか詳しくご紹介します。...

フリーランス1年目で、何をどう進めていけばいいかわからなかったときに相談できるフリーランス仲間ができたことは大きな収穫でした。

また、いろんな仕事の情報が集まってくるので、新しい仕事にチャレンジできることもありがたかったです。

Webライターとして

Webライターとして、さまざまなWebメディアのコラム記事を執筆しました。

なかでも外資系コンテンツ制作会社さまの案件で、チケット販売サイトに掲載される記事の執筆には注力しました。
リリースした記事数は、音楽とサッカーなどのスポーツ関連200本ほどです。

Webライターは基本的に「1文字●円」という報酬体系。
最初は安い単価でしたが、良いコンテンツを作れるようにと採算度外視で取り組んだら、クライアントさまから単価アップでご依頼をいただけるようになりました

音楽とサッカーが大好きなので、とりあえず書いていて楽しかったです。

フリーランス1年目のわたしに伝えたいこと

コロナによって音楽やスポーツイベントが激減したことで、ライティング業のクライアントさまからのご依頼がストップ。

不測の事態に備えた対策ができていませんでした。

もしフリーランス1年目の自分自身にアドバイスができるのであれば、リスク分散のためにいくつかクライアントさまとつながりを持っておくべきということです。

2年目の振り返り:どんな仕事を、どんな想いでしていたのか

フリーランス2年目のお仕事の状況はこちら。

フリーランス2年目の業務委託先
  • オンラインアシスタントサービス会社さま
    (オンラインアシスタントとして)
  • コンテンツ制作会社さま
    (編集者・ディレクターとして)

フリーランス2年目もオンラインアシスタントのお仕事は継続しながらも、新たにコンテンツ制作会社さまと業務契約を結び、Webメディアの編集者やディレクターとしてお仕事をしました

新たに契約をしたコンテンツ制作会社さまとの出会いは、求人情報サイトを見てわたしからアプローチしたこときっかけです。
フリーランスの案件獲得方法はいくつかあると思いますが、わたしはいつも自分からお声がけをしています。

オンラインアシスタントとして

オンラインアシスタント1年目はさまざまな業務にトライしていましたが、2年目は主にディレクション業務を担当していました。

ディレクターとして以下のような業務をしました。

  • プロジェクトの進行管理
  • 業務フローの作成・整理
  • 納品物のクオリティチェック
  • スタッフのフォロー

フリーランスとして働く人をまとめるポジションに就かせていただき、ディレクターという仕事のむずかしさ、たのしさをたくさん学べました

オンラインアシスタントはこれからも続けていきたいと思っています。

選ばれるオンラインアシスタントになるための必要なコミュニケーションスキルとは?
これで選ばれる!オンラインアシスタントに必要なコミュニケーションスキルこの記事では、オンラインアシスタントに必要なコミュニケーションスキルについて解説します。近年オンラインアシスタントサービスを運営する会社は増加傾向でスタッフとして登録している人は大勢いますが、「活躍できる人」と「活躍できない人」がいます。その違いは、良質なコミュニケーションスキルがあるか、ないかです。...

Webメディア編集者やディレクターとして

新たに契約したコンテンツ制作会社さまのもとで、Webメディア編集者として、タイトル・見出し作成などの企画から、既存記事のブラッシュアップ・リライト、SEO施策やデータ分析などをしました

編集業務は未経験。
手探りで業務を進め、クライアントさまからノウハウをシェアしていただき、メディア運用を学ばせていただきました。

また、働きをご評価いただき数か月ごとに単価アップ、および運営メディアの運用スタッフへのディレクションや人材育成などマネージメントもお任せいただくようになりました

こちらの会社さまが制作するコンテンツは自分にとって未知の領域・分野だったため、最初の頃は仕事ができなくて本当につらかったです。

「フリーランスは仕事ができて当たり前」というのが持論なのですが、当初の自分は仕事ができないためにクライアントさまに貢献ができていませんでした
そんな中で、育てる気持ちで一緒にお仕事をしてくださったクライアントさまには感謝しかありません。

フリーランス1年目と2年目のちがい

フリーランス1年目は、自分のやりたいことがあったわけではないので、いただけるお仕事は何でも対応していました。
「何でも屋」であることで仕事の間口を広げていました

しかし2年目は、「何でも屋」を脱却し、自分の得意を強化することを目標としていました。
フリーランスとして生き残るためには、得意を伸ばすしかないと思ったからです。

わたしはもともと、自分は何が得意なのかわかっていなかったのですが、フリーランス仲間やクライアントさまからの助言で「自分の売りポイント」が明確になってきました。

その得意を活かせるようなお仕事でお役に立ちたいと思っていたところで、ポテンシャル採用のような形でお付き合いさせていただける企業さまと出会えたことはとても幸運なことでした。

3年目の目標:これからやりたいこと

これからやりたいことは大きく分けて2つあります。

  • 編集者やライターとしてコンテンツ作りをすること
  • ディレクターやマネージャーというポジションでお仕事をすること

編集者・ライターとしてコンテンツを作ること

Webライターのお仕事をはじめたときから感じていたことですが、わたしは「伝えること」や「ことば」が好きなのだと思います。
また、メディア編集のお仕事をさせていただくようになり、情報を編む「編集」というお仕事が好きになりました。

そんな自分の“好き”に正直になって、3年目は編集者のお仕事を深めていきたいと思っています。

ディレクターやマネージャーというポジションでお仕事をすること

自分の短所は自身で見つけやすいですが、長所というのは気づきにくいものです。
「自分の長所って何だろう?」と自問自答したところで答えを見つけるのもむずかしいでしょう。

わたしは信頼できる同業者・仲間そしてクライアントさまに出会えたことで、自分の強みを見つけることができました

  • 行間を読むこと
  • 本質を見抜くこと
  • 臨機応変に行動すること
  • 的確なコミュニケーションを取ること
  • やり抜く責任感
  • 組織に安心感をもたらすこと

など、ディレクターやマネージャーにとって欠かせない要素を評価していただくことが多くなりました。

お仕事は一人で完結するものではないからこそ、自己評価よりも他者からの意見を参考にすると良いかもしれません

わたしの仕事のモチベーションは「お役に立ちたい」です。
クライアントさまや仲間のお役に立つためには、自分の得意を活かせるお仕事をしたいと思います。

さいごに:フリーランスが生き残るためにすべきこと

繰り返しになりますが、フリーランスは仕事ができて当たり前だと思っています。

そして2年間フリーランスを続けて「フリーランスが生き残るためにすべきこと」は、5つあると感じます。

  • 誠実に仕事に向き合うこと
  • 謙虚・素直であること
  • 考えること・学ぶことをやめないこと
  • 昨日の自分よりも成長すること
  • クライアントさまのクライアントさまの利益を考えること

SNSを開けば「フリーランスの仕事の取り方」「案件獲得の方法」などと稼ぐことにフォーカスされた情報も多いですよね。
もちろん、生活のために稼ぐことは大切です。

しかし、「稼ぎたい」ということを第一に考えて仕事をしていては、長い目で見て得るものは多くはないと思っています。

まず稼ぐべきはお金ではなく、「信頼」ではないかと思います

その信頼を稼ぐためには、一つ一つのお仕事に真摯に向き合うことしかありません。

さいごに、
いつも一緒にお仕事をしてくださっているクライアントさま、困ったときに相談に乗ってくれている仲間のみなさま。

いつも本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。